2024年02月17日
『いわき市内受験生必見!!「福島県県立高校前期選抜志願状況(志願先変更後)」とその考察!!』
受験生の皆さん・保護者の皆様、こんにちは。
本日2度目のブログ更新です。
今週2月14日(水)、
福島県県立高校の志願先変更期間が終了しました。
今回のブログでは2月15日(木)に福島県教育委員会から発表となりました
『福島県県立高校前期選抜志願状況(志願先変更後)』
と
その考察
についてお伝えします。
令和6年度福島県県立高校前期選抜志願状況(志願先変更後)
高校名 定員 志願数 倍率(昨年) 対定員
磐城 280 303(-9) 1.08(1.13) +23
磐城桜が丘 240 258(+8) 1.08(1.29) +18
いわき光洋 200 229(-5) 1.17(1.06) +29
いわき湯本 240 241(+5) 1.00(1.13) + 1
平工業 240 219(±0) 0.91 −21
(機工) 80 67(+1) 0.84(0.75) −13
(電工) 40 49(-3) 1.23(1.10) + 9
(制工) 40 29(±0) 0.73(0.88) −11
(土工) 40 37(-1) 0.93(1.28) − 3
(情工) 40 37(+3) 0.93(1.08) − 3
平商業 160 128(±0) 0.80 −32
(オ会) 40 34(+1) 0.85(0.65) − 6
(流ビ) 80 71(-1) 0.90(0.94) − 9
(情シ) 40 23 0.58(0.83) −17
いわき総合 200 203(-3) 1.02(1.04) + 3
磐城農業 160 165(+5) 1.03 + 5
(食流) 40 45(-2) 1.13(1.20) + 5
(園芸) 40 47(-4) 1.18(1.08) + 7
(緑土) 40 36(+2) 0.90(0.98) − 4
(生科) 40 37(+9) 0.93(1.33) − 3
勿来工業 160 170(-3) 1.06 +10
(機械) 40 48(-6) 1.20(0.85) + 8
(電気) 40 45(-2) 1.13(1.13) + 5
(建築) 40 33(+4) 0.83(1.00) − 7
(工化) 40 44(+1) 1.10(0.83) + 4
小名浜海星 200 163(-1) 0.82 −37
(普通) 40 22(+1) 0.55(0.75) −18
(商業) 40 22(+1) 0.55(0.43) −18
(海洋) 20 25(±0) 1.25(1.30) + 5
(情通) 20 19(±0) 0.95(0.75) − 1
(食シ) 40 44(-8) 1.10(0.93) + 4
(海工) 40 31(+5) 0.78(0.85) − 9
勿来 40 28(±0) 0.70(0.25) −12
好間 80 41(±0) 0.51(0.66) −39
四倉 80 39(±0) 0.49(0.61) −41
ふたば未来 160 111(±0) 1.05(1.17) + 7
※ふたば未来中学校から54名が高校に(実質募集は106名)
以上となります。
さて、
ここからはあくまでも私の個人的な見解ですが、
福島県県立高校入試志願先変更の動き
です。
まずは
磐城
こちらは志願先変更により志願者数は9名減。
おそらくこの9名は磐城桜が丘に志願先変更したものと思われます。
計算上23名が不合格になりますが、
ここから2月20日(火)福島高専の合格発表で10名から15名が志願取り消し。
そうなると当初の私の予想通り、
倍率は1.04倍前後、
実質不合格者数も10名前後、
もしも福島高専を受験している受験生が多ければ、
令和2年度入試の時(現在大学1年生)のように「磐城高校、定員割れ!!」もあるかもしれませんね。
磐城桜が丘
は志願先変更により8名増。
ほとんどが磐城からの志願先変更だと思われ、
おそらく磐城桜が丘からいわき光洋へ志願先変更した受験生も若干名いるものと考えられます。
ここで忘れてはいけないことは、
2月20日(火)合格発表の福島高専の影響を一番受けるのが磐城桜が丘であるという事です。
計算上では18名の不合格者となるはずですが、
例年福島高専合格で20名前後志願取り消しが出ます。
これを考えると、
磐城桜が丘の定員割れは必至...、
かもしれませんね。
いわき光洋
からは志願先変更で5名がいわき湯本へと考えるのが妥当なところでしょうか。
いわき湯本
は志願先変更で定員割れを逃れて1.00倍に。
計算上1名の不合格となりそうです。
平工業・平商業
は、
それぞれ学科間での志願先変更のみに終わったのか、
それとも出る入るの志願先変更でトータルの倍率変わらずか、
何とも言えませんが...。
いわき総合・磐城農業・勿来工業
ですが、
いわき総合の減少した3名は、
志願先変更で磐城農業・勿来工業に流れ、
勿来工業から若干名磐城農業へ志願先変更。
それに加えて磐城農業・勿来工業それぞれ学科間での志願先変更があったと考えるのが妥当かと思われます。
小名浜海星
については、
おそらく学科間での志願先変更がほとんどだと考えられます。
勿来・好間・四倉
の3校については、
志願先変更無しと見てよいかと思われます。
こんなところが、
今回の志願先変更の背景でしょうか。
ただこれまでの見解は、
あくまでも私の個人的な見解ですのでご承知おきください。
ここ数年、
少子化の影響で県立高校の倍率低下が目立つようになりましたが、
ここで受験生の皆さんと保護者の皆様に...。
例え定員が割れたからと言って
定員割れ = 全員合格
には
決してならない
ことを頭に入れて入試に臨んでください。
「自分の受験する高校は定員割れだから大丈夫...」
ということは絶対にありません。
あくまでも高校にもよりますが、
それぞれの高校には合格基準があり、
例え定員が割れていようと、
その高校が求めている能力に満たない場合は不合格を出し、
2次募集でより能力の高い生徒を...、
と考えているようです。
実際に過去には1クラス分以上の定員割れを起こしていても、
不合格者を多数出した高校がいくつもあります。
勿論これは茨城県・福島県どちらにも言えることです。
茨城県は2月28日(水)が...、
(何の日でしたっけ...???)
福島県は3月5日(火)が入試となっています。
本番まであと僅か、
最後まで気を緩めず、
緊張感を持って入試に臨んでください。
私立高校教員としてこんなことを言ってはいけないのかもしれませんが、
私は一教員として、
受験生の皆さんが、
第一志望の県立高校に合格できることを、
心より願っております。
茨城県・福島県両県ともに入試まではあと僅かです。
受験生の皆さんの健闘を、
心よりお祈りいたします。
今回のブログでは、
「福島県県立高校前期選抜志願状況(志願先変更後)」
の紹介と、
私の個人的な見解
を述べさせて頂きました、
次回は
「茨城県県立高校入学志願状況(志願先変更後)」
について、
今回のように紹介させて頂く予定です。
さて、
当ブログをご覧になっている受験生の皆さん・保護者の皆様にお願いです。
もし当ブログを知らない方がいらっしゃいましたら、
本校を受験した・しないに関わらず、
是非当ブログをご紹介頂き、
参考にして頂くようお伝え頂ければ幸いです。
最後に、
もしいまだに本校にするか県立高校にするか迷っている方、
福島県の県立高校は要項で県立高校入試は
「単願」
と記載があり、
茨城県の県立高校は合格したら入学するのが前提となっています。
こちらはあくまでもこれまでの
「慣習」
ですが...。
ということは、
合格してから進学先を決めることはできないということです。
もし本校入学に傾いていながら県立高校に出願している方は、
担任の先生に県立入試受験を辞退することを伝えるか、
入試当日欠席しない限り、
合格したら県立高校に行かなければならなくなります。
もう一度よくお考えの上、
ご決断いただければ幸いです。
今後も当ブログでは、
受験生とその保護者の皆様のために、
私立高校・県立高校違わず、
ありとあらゆる入試情報を発信してまいります。
今後とも当ブログの更新、
楽しみにお待ちください。
令和5年度 No.412
明秀日立生徒募集部
posted by 明秀日立生徒募集部 at 14:52| 入試情報
『茨城県受験生必見!!「茨城県県立高校入学志願状況」とその考察!!』
受験生の皆さん・保護者の皆様、こんにちは。
ここ数日気温も高めで、
春めいた陽気となっていますが、
受験生の皆さん、
いかがお過ごしでしょうか。
今回のブログでは、
先週2月10日(土)に茨城県教育委員会から発表となりました
『茨城県県立高校入学志願状況』
と
その簡単な考察
についてお伝えします。
令和6年度茨城県県立高校入学志願状況
県北地区
高校名 定員 志願数 倍率(昨年/一昨年/2年前倍率) 対定員
日立一 162 186 1.15(1.49/1.40/1.43) +24
日立北 200(-40) 213 1.07(0.87/0.86/1.05) +13
多賀 240 233 0.97(0.81/1.01/1.07) − 3
日立二 160 118 0.74(0.84/0.97/0.70) −42
日立商業
(商業) 160 183 1.14(1.09/1.15/0.98) +23
(情報) 40 33 0.83(0.88/1.08/1.05) − 7
日立工業
(機工) 80 56 0.70(0.90/----/----) −24
(電気) 40 43 1.08(0.78/0.40/0.83) + 3
(情電) 40 25 0.63(0.78/1.28/0.95) −15
高萩清松 160 104 0.65(0.88/0.81/0.55) −56
磯原郷英 120 50 0.42(0.50/0.53/0.52) −70
太田一 162 175 1.08(0.95/0.84/0.78) +13
太田西山 160(-40) 54 0.34(0.41/0.71/0.89) −106
東海 160 187 1.17(1.04/1.09/1.04) +27
高萩(定前) 80 57 0.71(0.56/0.88/0.54) −23
(定後) 40 11 0.28(0.33/0.23/0.63) −29
水戸地区
高校名 定員 志願数 倍率(昨年/一昨年/2年前倍率) 対定員
水戸一 160(-80) 268 1.68(1.64/1.89/1.52) +108
緑岡 280 337 1.20(1.34/1.11/1.21) +57
水戸二 320 383 1.20(1.18/1.30/1.05) +63
水戸桜ノ牧 320 492 1.54(1.22/1.47/1.33) +172
水戸三
(普通) 240 279 1.16(1.08/1.00/1.17) +39
(家政) 40 31 0.78(1.40/1.03/1.15) − 9
(音楽) 30 13 0.43(0.53/0.23/0.20) −17
水戸商業
(商業) 120 180 1.50(1.33/1.13/1.48) +60
(情ビ) 80 80 1.00(1.23/1.16/1.11) ± 0
(国ビ) 80 74 0.93(1.31/0.89/1.25) − 6
水戸工業
(機械) 80 72 0.90(1.15/1.13/1.11) − 8
(電気) 80 64 0.80(1.55/1.39/1.00) −16
(情技) 40 57 1.43(1.55/1.75/1.63) +17
(建築) 40 49 1.23(0.95/1.43/1.33) + 9
(土木) 40 55 1.38(1.15/1.18/1.35) +15
(工化) 40 21 0.53(1.15/1.15/1.15) −19
佐和 240 240 0.00(1.06/1.19/1.13) ± 0
那珂 160 207 1.29(0.96/1.03/0.99) +47
勝田工業
(総工)240 231 0.96(0.86/0.95/1.06) − 9
水戸農業
(農業) 40 36 0.90(0.83/1.15/0.98) − 4
(園芸) 40 26 0.65(1.03/0.98/0.85) −14
(畜産) 40 32 0.80(1.10/1.45/1.25) − 8
(食化) 40 56 1.40(0.93/1.00/1.15) +16
(農土) 40 40 1.00(0.90/0.90/0.85) ± 0
(生科) 40 44 1.10(1.05/1.35/1.05) + 4
(農経) 40 41 1.03(0.68/0.80/0.93) + 1
那珂湊
(普通) 40 24 0.60(0.90/0.58/0.53) −16
(商業)120 67 0.84(1.05/0.77/0.85) −53
海洋
(海技) 40 11 0.28(0.43/0.45/0.38) −29
(海食) 40 21 0.53(0.68/0.70/0.68) −19
(海産) 40 35 0.88(0.68/1.13/0.80) − 5
常陸大宮
(普通) 40 17 0.43(0.23/0.23/0.28) −23
(機情) 40 23 0.58(0.68/0.50/0.78) −17
(商業) 40 8 0.20(0.25/0.20/0.33) −32
以上となっています。
※上記倍率等は茨城県教育委員会発表のデータですが、
誤記等の可能性もありますので、
再度各自、各高校のHPや茨城県教育委員会のHPでご確認ください。
ここからは
令和6年度茨城県県立高校入試の動向
(私なりの私的な展望です。)
まずは
県北地区
日立一
は近年まれにみる低倍率。
計算上の不合格者数は24名ですが、
ここから昨日合格発表のあった茨城高専の影響を受け、
例年10名程度が志願取り消し。
これに志願先変更も加わり、
実質不合格者数は10名ちょっとになりそうな気配です。
ただ、
今年は久しぶりに日立北に倍率が出ており、
どの程度志願先変更となるかは未知数です。
どちらにせよ、
最終倍率は1.10倍を切り、
1.08倍あたりまで下がる気もします。
続いて
日立北。
ここ2年間定員割れが続いておりましたが、
今年は3年振りに倍率が1.07倍と1.00を超えました。
と言っても計算上の不合格者数は僅か13名。
弱気になった受験生が多賀や日立二に志願先変更...、
という事を考えると、
倍率は若干下がりそうな気もします。
続いて
多賀。
こちらも2年連続定員割れ。
一時期人気が出てボーダーラインが280点くらいになっていたのですが、
2年連続の定員割れでボーダーラインもどこまで下がるのか、
250点を切っていても合格が出そうな気がします。
続いて
日立二。
日立二はここ10年程定員割れが続いており、
かつてのボーダーラインは240〜260点あたりでしたが、
おそらく200点を切っても可能性はあるのではないでしょうか。
続いて
日立商業。
昨年の県北地区県立高校で、
日立一以外で唯一倍率が出ていたのが日立商業の商業科。
今年は1.14倍と計算上23名が不合格に。
この倍率を嫌い、
おそらく志願先変更で安全策に走る受験生も出てくるものとみられます。
これを考えると、
志願先変更後には倍率が下がることが予想されます。
続いて
日立工業。
こちらも電機科にのみ倍率が出ておりますが、
以前のような人気はもうなく、
ほぼ全入状態になるのではないでしょうか。
続いて
太田一。
こちらはしばらく定員割れが続いておりましたが、
今年は1.08倍と久しぶりに倍率が出ました。
しかしながら、
以前のような人気までは復活せず、
入りやすいナンバースクールとなっています。
勿論ボーダーラインも、
倍率が出ていた頃に比べるとかなり下がっているものと考えられます。
おそらく300点を切っていても合格の可能性は十分にあるものと思われます。
続いて
東海。
こちらは1.17倍と、
ここ数年で一番倍率が高くなりました。
かつて(20年程前)はボーダーラインが240点前後だった東海ですが、
ここ数年は200点を切っても可能性はあったはず。
若干倍率は上がったものの、
ボーダーラインが240点まで上がることはなさそうです。
とは言うものの、
自信がなければ志願先変更も視野に入れる必要がありそうです。
それ以外の県北地区の高校については、
これまでと変わらず定員割れ状態が続いており、
県北地区の少子化がもろに入試に影響していると思われます。
東海を含めた
県北地区県立高校定員は2004名。
これに対して
志願者数は1728名。
倍率は0.86倍。
昨年と倍率は変わらず、
このままいくと、
生徒数減によって更に倍率は下がっていくものと考えられ、
来年度以降、
更に高校の統合・再編や定員削減ありそうです。
水戸地区
については、
上位校については相変わらずの高倍率ですが、
今年の特徴として、
水戸工業・水戸商業に見られるように、
水戸市内の実業高校の人気低下が感じられます。
那珂高校の倍率が上がったのはその影響でしょうか。
以上、
志願先変更前の志願状況にt来する私の見解を述べさせて頂きましたが、
あくまでも私の私的な見解
ですので、
志願先変更等をお考えの方は、
必ず中学校の担任の先生とご相談の上、
決めて頂くようにお願い致します。
あくまでも私の見解は参考程度でご覧になって下さい。
この後、
茨城県県立高校志願先変更は来週19日(月)となっており、
翌20日(火)には茨城県教育委員会から発表されると思いますので、
最終倍率を見て、
また私なりの見解を述べさせて頂く予定です。
なお、
福島県立高校の志願先変更期間は14日(水)で終了しており、
15日(木)には福島県教育委員会から志願先変更後のデータが公表されておりますので、
次回ブログでは、
福島県県立高校の志願先変更後の倍率を見て、
私なりの見解を述べさせていおただく予定です。
今後とも当ブログの更新、
楽しみにお待ちください。
令和5年度 No.411
明秀日立生徒募集部
posted by 明秀日立生徒募集部 at 05:38| 入試情報