2018年08月17日

卒業生来校!!


受験生の皆さん・保護者の皆様、こんにちは。
本日(日付は変わってしまいましたが...)2度目のブログ更新です。



前回ブログで,
現在40歳の教え子達との同窓会の話をさせて頂きましたが,
実は本日8月16日(木),
本校に2組の卒業生が本校に顔を出してくれました。



最初に来てくれたのは今年の3月卒業した生徒。
実は従順な部下 後藤の教え子(3年5組卒業生)で,
1人は卓球部OGのNさん(高萩市立秋山中学校出身)。
彼女は中学校3年生の秋に,
日立シビックセンターマーブルホールで行われた進学フェアで,
本校ブースに来て相談をしてくれた生徒で,
私が担当したことを彼女も覚えてくれておりました。
もう1人はいわき市立小名浜第一中学校出身のKさん。
彼女はバレーボール部の主将として活躍し,
昨年私が大学入試の指導も担当して,
現在は私の大学の後輩となって教員を目指して頑張っています。
Nさんは県内の大学で自宅から通学していますが,
Kさんは東京の大学でアパート暮らし。
お盆休みに帰省し,
忙しい中,
Nさんと一緒に本校に顔を出し,
高校時代の話や近況報告をしてくれました。



そしてもう1組は現在大学4年生,
彼等が高校2年生の時に,
私が週2時間保健の授業を担当した特進STコース旧3年1組卒業生の4人。
久しぶりに会った4人ですが,
A名君(日立市立駒王中学校出身)は法政大学に,
S藤君(日立市立助川中学校出身)は福島大学に,
S木君(日立市立台原中学校出身)は横浜市立大学に,
Y本君(日立市立平沢中学校出身)は早稲田大学にそれぞれ進学し,
(間違っていたら申し訳ありません)
S藤君のみ結果待ちだそうでが,
他の3名は就職先が内定しているとのことです。
実は彼等の授業を私の従順なる部下 後藤も担当していたとのことで,
後藤と長々と話をしていたようです。
もちろん私の所にも顔を出してくれました。
こうしてそれぞれが成長し,
独り立ちしていく姿を見守ることが出来るのも,
この仕事の醍醐味でしょうか。



そういえば先日行われた学校見学会の初日,
8月3日(金)の出来事だったのですが,
授業体験で私の保健の授業を受けてくれた男子中学生が,
授業後,私の所に来て,
「お母さんは野球部のマネージャーをやっていたWです。」
一瞬目を疑いましたが,
確かに胸にはWの胸章が...。

私は本校が男女共学になってから5年間,
野球部の監督をやらせて頂きましたが,
その時の初代マネージャーがWさんでした。
日立女子校最後の卒業生です。
おそらく今年が39歳になる年でしょうか。

そういえば十数年前,
夏の大会で彼女と日立市民球場で会った時,
まだ幼稚園に入るかはいらないかの年頃の,
小さい男の子を連れていたのを思い出しました。
まさかあの時の男の子が,
今,自分の目の前にいるとは...。
何とも言えない感動の一瞬でした。
私は思わずその中学生に
「大きくなったな...,
 日立市民球場で会ったことがあるんだぞ。」
と声をかけてしまいました。
もちろん小さい時に私に会ったことなど,
当の本人は覚えているわけが無いのですが,
そういえばその日の夕方,
彼女からの着信履歴があったのを忘れておりました。
近々,こちらから電話をしてみようと思います。
ちょっと勇気が必要ですが...。



私も齢55になりますが,
歳をとればとる程,
卒業生との再会を嬉しく感じるようになりました。



この仕事をしていて感じるのですが,
巣立っていった卒業生達には,
本音の部分では,
常に前向きで頑張ってもらいたい,
過去を振り返らずにずっと前を向いて進んでいって欲しい,
高校には戻ってくるな...,
と,
そう思う反面,
今頃どうしているのかな...,
元気で頑張っているのかな...,
たまには顔を見せに来ればよいのに...。
という,
何とも矛盾した思いが心のどこかに残っているのです。
こう感じている教員は私だけなのでしょうか...。



実際には毎年300名以上の卒業生を送り出しています。
私の教員生活は小学校3年・中学校6年・高校23年目と,
合わせて今年で32年目になります。
これまで1万人近い卒業生を送り出している事になります。

毎年送り出す300名以上の卒業生の中で,
卒業後に顔を合わす生徒は30名いません。
9割以上の卒業生には,
卒業式以降2度と会うことはないのです。
そう考えてしまうと,
当然の事と分かりながらも,
何とも切ない気持ちになってしまいます。

授業で散々発言させたあの生徒は...,
ポスターに起用したあの生徒は...,

会いたいという切ない思いがあるにも関わらず,
会いに行くことも出来なければ,
会いに来てくれることもない。
おそらく2度と会うことは出来ない...
決して変な意味ではないのですが,
そんな切ない思いが,
常に私の胸中には存在しています。



卒業式後に会えない生徒は,
卒業式と同時に私の頭の中では時間が止まり,
何年経っても卒業式当日,
18のままです。
中には僅かですが,
前回ブログでも触れた通り,
残念なことに亡くなってしまった卒業生もいます。

でも,
だからこそ,
生徒と関わることが出来るのは僅か3年間だからこそ,
高校にいる間は全力で応援したい。
ダメな時には全力で叱ってやりたい。
成功したときには共に喜んでやりたい。
そう思いながら,
必死に目の前にいる生徒と向き合っています。



最近,
特にここ2〜3年,
私は生徒達にこんな話をします。
教員という仕事がいかに素晴らしい仕事なのか...,
そしてこの仕事は私にとっては天職なのかもしれないと...。

見方によっては辛いことばかりのこの仕事。
99%が辛いことばかりですが,
決してそれだけではありません。
僅か1%ですが,
目の前にいる生徒が成長していく姿を見ることが,
そして数は少なくとも,
成長した姿を見せに来てくれる卒業生がいることが,
辛い99%を打ち消してくれるのです。

この仕事が出来るのもあと5年,
最近歳をとって弱気になりがちな私ですが,
目の前にいる生徒の成長を願い,
すべてを生徒のために捧げていきたいと考えています。





平成30年度  No.171
生徒募集部  塙  定之
posted by 明秀日立生徒募集部 at 02:18| 生徒募集部通信